有機EL搭載のCPUクーラー、ROG RYUO 240レビュー

Computer

どうも〜Yukiです。

今回は新しいCPUクーラーを購入したので軽くレビューしてみます。

以前はNZXTのKraken X72という360mmラジエーターを搭載した巨大クーラーをThermaltake Core P3というケースで使用していました。しかしオープンフレーム型という形状なのであまり冷却性能がないのか、MHWプレイ時においてGPUが常に78°Cをマークしていました。ケースを変えれば温度がもう少し下がるだろうと思い、前から欲しかったNZXTのケースを購入しました。

しかし、今回新しく買おうと思ったNZXTのH510iにはKraken X72という巨大クーラーは搭載できないことが判明。

もう少し小さいCPUクーラーを探したところ、ASUSの240mmラジエーターのCPUクーラーに行き着きました。なぜKraken X52じゃなくROGにしたかは大いなる理由(ASUS好き)がありますが、そこは端折っていきましょう。

外観

ASUSのいつものパッケージです。シンプルでカッコイイ。

ファンが2つと、USBなどのケーブルが入っています。

Intel用のバックプレートです。LGA1151やIntel Xシリーズにも対応しています。私はi9 9900KなのでLGA 1151に合わせてパーツを組み立てます。

バックプレートをつけたあとにマザボ正面から取り付けるネジです。

バックプレートを取り付けます。正面からネジを取り付けて、準備が出来ました。

ラジエーターはケースの正面に取り付けるので、H510iのこのパーツを取り外します。

取り外したパーツを間にかませて、ファンを取り付けます。

水冷ヘッドを取り付ければ、完成です。ケーブルの配線も済ましておきました。

ベンチマーク・温度

ではベンチマークをしていきます。

環境は
CPU:Core i9 9900K
クーラー:ROG RYUO 240
RAM:Corsair 16GB
GPU:ROG VEGA 64
SSD:Intel 760P 512GB
となっています。温度を測るのはCPUのみです。

アイドル時の温度は平均35℃程度です。この時点で十分冷えている感じがします。ではCinebenchを動かしてみます。8コアのCPUでマルチを計測するので超早で終わります。

結果としては、最大74℃となりました。コア平均では72℃とかなり抑えられています。18540cb前後と、スコアも高い水準です。i9 9900Kの性能を十分引き出せる冷却性能と言えそうです。これなら問題なくOCも出来、普段使いでも負荷をかけても問題なさそうです。

昔はマイクラとFPSを同時起動したりしてムチャをしたもんです…ナツカシイ

画像を表示させる

ROG RYUOは水冷ヘッドに有機ELを搭載していて、好きな画像を表示させることができます。この機能を使うにはLiveDashというASUSのソフトを使う必要があります。各マザーボードやCPUクーラーのサポートページからダウンロードしてください。

LiveDashを起動するとこの画面が表示されます。

ASUS製のマザーボードならば、Hardware MonitorのタブでCPUの温度やPCHの温度、使用率やクロック速度を有機ELディスプレイに表示することが出来ます。この機能は、少し前までは動いていたのですが、今私の環境では動かなくなってしまいました…。クリーンインストールをしたので、ドライバ不足が原因だと思います。

OLEDをオフにもでき、ROTATEをクリックすると画像が回転します。

IMAGE OR ANIMATIONのタブでは、自分の好きな画像を表示させることができます。160 x 128のJPGかGIF画像を選択して、APPLYをクリックすると表示されます。

その下にも、ASUSのプリインストール画像があります。私は現在これを使用しています。

CUSTOM BANNERのタブでは、元から用意されている画像に、自分の好きな文章を入れて表示させることが出来ます。英語、というかアルファベットのみ対応なのが少し残念です。

LIGHTNING CONTROLのタブでは、ROG RYUOに搭載されているRGB LEDの色を変更出来ます。私はAura SyncでRGB制御しているので、設定する必要はありません。

まとめ

評価としては、全体的なレイアウトも見栄えがよく、i9 9900Kをよく冷やしてくれるいいCPUクーラーでした。ASUSなのでNZXTなどに比べれば少々お高いですが、ASUSでパーツを揃えていくと気持ちがいいです。

将来的にはGPUをRYUO 120で簡易水冷化したいと思っています。今はCPUもGPUもアツアツのモノを使っているので、簡易水冷化は必須です。

NZXTのクーラーを買わなかった理由は、120mmラジエーター簡易水冷がなく、PC内に違うメーカーのクーラーが2つあると気持ちが悪いと思ったからです。H510iにはリアに120mmまでのラジエーターしか搭載出来ません。ASUS ROG RYUOなら120mmや240mmがありますし、メーカーを揃えられて最高の環境が出来上がると思います。

ということで、そのうちGPUの簡易水冷化をしたいと思います。VEGA 64なので結構難しいんですが、加工して頑張ります。

それでは

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