どうも〜Yukiです。
今回は、前回の記事で構築したBootcamp + eGPUの環境がどれほどの性能なのかというのをかる~く検証していきます。
使用したベンチは以下の通りです。
・Cinebench
・Time Spy
・CSGOでの実際のプレイ
CPU-Z
まずはCPU-ZでRX 5700XTがきちんと認識しているかを見てみます。
CPUであるi5-8279Uは基本クロック速度が2.4Ghzとなっています。CPU-Zでも定格通りのクロック速度が確認できます。GraphicsのタブではしっかりとRX 5700XTが認識されており、問題なく使用できる環境のようです。
Core Temp
Core Tempでのアイドル時の温度を見てみます。
アイドル時は51℃平均のようです。これはクラムシェルモードで計測しているので、普通よりは少し高い結果となっています。常に50℃程度というのはどうなんでしょうか。当然ですがデスクトップPCよりだいぶ負担が多いですよね。
Cinebench
それでは大本命Cinebenchをやっていきます。
Cinebench中の温度をCore Tempで見てみると、全てのコアが100℃近くなり、100℃に達したところでサーマルスロットリングが発動しているようです。結果としては1421ptsとなり、中々に低い結果だと思います。同じ4コア8スレッドのi7-7700Kが2420ptsなので、モバイル向けCPUはやはり冷却、それに伴うクロック速度が上げられないという問題がありますね...。
Time Spy
次にTime Spyを見てみます。結果を見ると、グラフィック性能は中々に強化されているようです。
結果は6735となり、悪くないスコアが出ました。自作PCとでは天と地ほどの差はありますが、CSGOやVALORANTなど軽いゲームをプレイするのなら問題はありません。
CSGOでのプレイ
最後にCSGOで実際にプレイしてみた様子です。
戦績は名前が出てしまうので見せられませんが...。実際に1920×1080でプレイしてみた感想としては、フレームレートは安定しており、問題なくプレイできます。144hzでのプレイでも問題なく、常に200FPS以上は出ています。
画像はありませんが、VALORANTでのプレイもあまり問題がないように見えます。144FPS固定をしてプレイをしてみましたが、時々100FPSを切ることはあるものの、そこまで問題はないように見えます。
または、MONSTER HUNTER WORLDもプレイをしてみましたが、常に30FPSを切っており、まともなプレイはできませんでした。この環境では、CPU、Thunderbolt 3のボトルネックもあり重いゲームをプレイするには難しいでしょう。
まとめ
全体的な感想としては、やはり非力なMacbook ProのCPUであり、この環境を長く続けるのは難しいと思っています。
また、Bootcampは少し特殊なWindowsであり、eGPUにも公式に対応しておらずこれからの最適化によってフレームレートが向上することも望めません。Windowsのアップデートも出来ないのでセキュリティ的にも問題があります。全世界に普及しているWindowsのアップデートが出来ないとなると致命的な問題です。
実はこの環境が構築出来た時点で自作PCを解体してしまっているので、この環境がまともにゲームが出来ないとなると苦しいんですよね...。ということで新たに性能のいいノートPCを買おうと思います。
そろそろMacから離れる時が来ましたかね...。
それでは
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