XPS 15 9500のグラフィック性能をeGPU + RX 5700XTで強化する

Computer

どうも~Yukiです。

8月に購入したXPS 15 9500のGPUは、GTX 1650tiが搭載されています。

ゲーミングPCのようにディスプレイは144hzではありませんが、ゲーム性能も悪くありません。

しかし、もちろんデスクトップPCほど安定はしておらず、やはりeGPUなどでグラフィック性能を強化しなければ安定してゲームをすることは難しくなってきます。そこで、今回はMacbook Proで使っていたeGPU BOXのRazer Core X Chromaと、RX 5700 XTでグラフィック性能を強化したいと思います。

Razer Core X Chromaを接続する


RX 5700 XTを搭載したRazer Coreを、XPSにThunderbolt 3ケーブルで接続します。

Razer Coreには、EthernetケーブルやDisplayportでディスプレイと繋いでおきます。

接続すると、XPSにこのような通知が表示されます。クリックしましょう。

Razer Core X Chromaが2つ表示されるので、どちらも"常に接続"にし、OKをクリックします。



しばらくすると、VGAをインストールしている旨の通知が来ます。Razer ゲーミングソフトウェアが起動するのでインストールをします。

Radeonのドライバをインストールする

次に、Radeonのドライバをインストールします。下記リンクから飛んで、自分のGPUを選択し、ダウンロードしましょう。


ドライバがダウンロード出来たら、インストールします。



インストールが終わり、再起動すると、外部ディスプレイにXPSの画面が出力されました。

Macのbootcampと違って、問題もなく簡単に外部ディスプレイ出力が出来ました。

設定をしないと左右に黒帯が表示されてしまうので、Windowsの設定アプリから外部ディスプレイの解像度に変更しておきましょう。

外部ディスプレイの解像度にすると、黒帯は消えます。外部ディスプレイにのみ画面を表示する設定もあるので、適用しておきました。

ベンチマーク

次にベンチマークです。

Cinebench R20

Cinebench R15がよかったのですが、ダウンロードサイトが消えていたのでR20でやってみます。

結果は2742ptsでした。性能を見ると、3世代前のデスクトップCPUであるi7 7700Kとほぼ同じ性能のようです。

やはりラップトップ向けCPUなので、非力なのは否めません。CPUの性能不足でのボトルネックは凄まじいでしょうね。

またラップトップなので、どうしても冷却性能は低くなってしまいます。長時間ゲームをすると非常に熱くなり、特に画面を閉じた状態だと放熱がしにくくなるため、負荷は高くなります。

100%の負荷を常にかけた状態はあまり長く続けたくないですね。

Time Spy

次はTime Spyをやってみます。Time Spyは3DMarkのDirectX 12に対応したベンチマークソフトです。

結果は7970となりました。

Ryzen 7 3700X + RX 5700 XTの環境では、9799だったので、性能だけならデスクトップに大きく近づいたと言えます。

ちなみにMacbook Pro + RX 5700 XTの環境では6735でした。CPUの性能が上がって、ボトルネックが少し解消された形です。

まとめ

今回はXPS 15 9500にeGPUでRX 5700 XTを追加し検証してみました。

結果はデスクトップPCに大きく近づき、ゲームをするには性能十分といったところでしょうか。

VALORANTやCSGOなどの軽いゲームをしたところ、問題なくプレイ出来ました。ただCPUを冷やしきれていないのか、たまにフリーズします。

ただ、MONSTER HUNTER WORLDなどの重いゲームは難しいですね。Ryzen 7 3700Xでは同じGPUで問題なくプレイ出来ていたので、やはりボトルネックが効いています。

まとめとしては、軽いゲームをするなら問題なくプレイ出来る、ということです。しかし長くプレイをすると、筐体の冷却不足によってフリーズなどが多発してくるので注意です。

M1 MacではCPUの性能が非常に高いようなので、ぜひeGPUとbootcampに対応してほしいですね。本当はThunderbolt 4にも対応してほしかったけど。

それでは

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