どうも〜Yukiです。
皆さんテレビ録画環境ってどうしてますか?
SONYのnasne、BDZ、PanasonicのDMR、SHARPのAQUOSや、Ubuntuで録画環境を整えている人もいるかと思いますが、非常に安い投資で大容量の録画環境を構築するなら、今回紹介するIO-DATAのHVTR-BCTX3がオススメです。
本製品は、地デジ・BS・CSのチューナーを搭載する受信機のようなもので、HDDは内蔵されていません。ですが、その分6TBまでの好きなHDDを使用することが出来ます。
3つのチューナーを搭載しており、地デジ×3チャンネル、地デジ・BS・CSなどの組み合わせで3番組まで同時録画が可能です。これだけのスペックでHDD内蔵モデルなら、他社製品では7万円以上しますが、この製品は格安の19800円となっています。
外観
製品の見た目はこんな感じです。正面左に電源ボタン、その横にLEDのインジケーターがあります。予約中には点灯するなど、ステータスがわかりやすいです。
背面には端子がズラっと並んでいます。右からLAN、HDD用のUSB、ディスプレイへ出力するHDMI、アンテナ、mini B-CASカードを挿す端子があります。ちなみに電源ケーブルは取り外せません。電源は内蔵されているようで、コンセント部分は小型なので安心です。
付属品にはmini B-CASカード、HDMIケーブル、説明書があります。
本体を操作するリモコンです。ボタンの押し心地は押すたびにカチカチと鳴る感じで、非常に押しやすいです。電池は単4で動きます。
使用するHDD
そして今回使用するHDDはコチラです。
Wesern Digitalの普段使い用の6TBのHDDです。24時間起動しているので、NAS用の方が安定性は高いと思いますが、6TBのNAS用となると予算オーバーなので、普通のモデルにしました。
HDDのケースは、UGREENの3.5インチベイのケースです。USB 3.0接続で、AC電源が付属しているので電力不足になることはありません。ただ、たまに自動でスリープに入ってしまうことがありますが、録画はしっかりやってくれるようなので、録画時間外にスリープになるようです。
初期設定
本体にB-CAS カード、LAN、HDD、アンテナケーブル、HDMIを繋げて電源を入れると、初期設定が始まります。
B-CASカードが正しく挿入されているかの確認です。
地域設定をします。郵便番号を正しく入力し、都道府県を選択します。
地上デジタル設定を行うと、チャンネルスキャンが出来ます。
ネットワーク接続設定は、LANを繋げる必要があります。他デバイスから本製品にアクセスするのに必須設定となります。
ネットワーク・サーバー機能を設定します。ここで使用するに設定しないと、REC-ONアプリから本製品の検出が出来ないので必須項目です。
次にHDD設定です。USBにHDDを繋げて、HDDケースの電源をオンにしてから行いました。
録画モードの設定です。ここで行った設定がデフォルトとなり、今後の録画が全てこの設定に準拠します。録画のたびに変更することも出来ますが、ここで設定しておくと面倒がないのでちゃんと設定しておきましょう。
私の環境ではせっかく6TBもあるので、最高画質のAF(放送されている画質そのまま)に設定しておきました。
次にスタンバイ時のモード設定です。ネットワーク・サーバー機能、つまり他デバイスからアクセスしたい場合は、通常待機を選ぶことになります。省エネモードは省電力ですが、スマホやタブレットなどからアクセス出来ません。
これで初期設定は終了です。結構多かったですねえ。お疲れ様でした。
番組表から録画してみる
それでは録画をしてみましょう。最初、番組表を開くとEPG取得中なのか全てのチャンネルが表示されていませんでした。
しばらく放置すると、全チャンネルのEPGが取得され画像のような番組表が表示されます。
番組を選択すると、番組情報が見れます。録画予約を押すと、初期設定で設定した録画モードが自動的に選択されています。フォルダ設定は、番組名のフォルダーを作成することが出来るので、アプリなどで見たときに番組を探しやすくなります。
持ち出し用録画の設定をするに設定しておくと、iPhoneやAndroidのREC-ONアプリから持ち出しが出来る、持ち出し用番組に自動で変換されます。外出先からパケットを消費せずに番組を視聴出来るので、少ない通信容量で契約している人に非常にオススメです。
REC-ON App
最後にREC-ONアプリを軽く紹介します。
私はAndroidなので、Google Playからアプリをダウンロードしました。
アプリを開くとホーム画面がこんな感じで表示されます。右上に番組表ボタン、その下にストリーミング(テレビをリアルタイムで視聴)があり、その下に録画リストが表示されています。
先述した持ち出し用録画の設定をオンにしておくと、番組録画終了後に自動で持ち出し用に変換してくれます。あとから録画している番組を持ち出し用に変換する事も出来ますが、メチャクチャ遅いので持ち出して見たい番組は録画時に自動で変換されるようにしておきましょう。
まとめ
今回は、好きなHDDを使用出来るチューナー、HVTR-BCTX3を紹介しました。Ubuntuの録画環境のようにTSやmp4に変換することは出来ませんが、手軽に格安で大容量のテレビ録画をしたいなら、非常にオススメな製品となっています。
REC-ONアプリの評判は正直良くありませんが、評判ほど使えないわけではない、という印象です。ネットワーク経由で本製品に繋がらなかったり、持ち出し用変換に失敗したりとたまにバグのようなものはありますが、おおむね満足してます。外出先から録画もできるので、見たい番組を録画し忘れたときも安心です。
全体的に、使い勝手の良い商品ですが、HDDを自分で用意するなど少々メンドクサイところもあるので、初心者向きではないのかもしれません。
格安で大容量の録画環境を整えたい方は、ぜひ試してみてください。
それでは
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