BCM943602CSをHackintoshとデュアルブートしているWindows 10で使ってみた

Hackintosh

こんにちは、Yukiです。

HackintoshのContinutyのためにBCM943602CSを導入していたのですが、Windowsとのデュアルブートで使っていて、突然Wi-Fiが壊れました。

買ってから3時間ぐらいの出来事で、Macで起動してもWi-Fiは認識せず。これは中華クオリティかと思っていましたが、本日突然Wi-Fiが認識するようになっていました。

BCM943602CSでWi-Fiを直す方法ではありませんので、ご了承ください。僕も突然直ってビックリしています。

今回使ったBCM943602CSはこちらです。

マザーボードのWi-Fiを抜いた

僕が使っているTUF H370 PRO-GAMINGには、IntelのAC 9560NGWというWi-Fi+BluetoothのComboモジュールがついています。これはWindowsで使う分には非常に安定していて、とてもよいのですが、HackintoshのためにBCM943602CSをマザボに差して、同時に使っているとどうやら良くないようです。

ということで、端子のプロテクターを分解して、AC 9560を取り出しました。

これがAC 9560NGWです。中にM.2 2230のモジュールが入っています。mini PCI-Eではないようです。

端子がこんな感じになりました。オーディオの上のアンテナの部分がごっそりなくなっています。

BCM943602CSをWindowsで使う

さて、AC 9560を抜いて、Windowsをクリーンインストールしました。

まず付属のCDでドライバをインストールします。ドライバをインストールするまではLANも使えず、アカウント作成をするときにローカルアカウントを作らなければ、次の画面に行けないようです。

ドライバのインストールは、付属のCDで行いました。ネットからダウンロードする方法もありますが、めんどくさいので。

AC 9560を抜いていると、ドライバをインストールするときにWi-FiとBluetoothドライバが表示されませんでした。

もろもろのドライバやソフトをインストールしたあと、BCM943602CSのドライバをインストールします。

BootCampからWindowsのドライバをダウンロード

ここからはMackintoshで作業してください。HackintoshのBootCampでは、Windowsのドライバをインストールできませんでした。

ドライバをダウンロードしたら、\BootCamp\Drivers\Broadcom\から、

BroadcomBluetooth64.exe
BroadcomWirelessWin8x64.exe

この2つのドライバをインストールします。Wi-Fiは、インストールするとすぐに使えるはずです。

デバイスマネージャーでBluetoothのドライバを指定する

Bluetoothはドライバをインストールしただけでは使えません。
デバイスマネージャーを開くと、Bluetooth USB Host Controllerにビックリマークがついてエラーになっています。

それを右クリックし、ドライバの更新を選択。
コンピュータから利用できるドライバを選択するを選びます。
すると、ドライバの種類のリストが出てくるので、Bluetoothを選択。

出てきた項目のBlutonium BCM2035 Bluetooth 2.4GHz Single Chip Transcieverを選択し、インストールします。

何かメッセージが出てきますが、無視して「はい」をクリックします。
すると、WindowsでBluetoothが使えるようになります。一応再起動しておきましょう。

まとめ

これでWindowsでもBCm943602CSの全機能が使えるようになったはずです。僕は943602が壊れたと思い、AliExpressでセール中だったBCM94360CDを購入してしまいました。5000円の痛手です。

しばらくしたら直るなんて電化製品にあるまじき行為だと思います。これがBroadcomクオリティ。

それでは今日はこのへんで。

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