Oculus Quest 2と便利なアクセサリをいくつか買ってみた

Device

どうも〜Yukiです。

今回は、プロセッサ性能が強化された新型のOculus Quest 2を入手したので、軽くレビューしてみます。

前モデルと比べて何が1番大きく変わったかと言われれば、まず値段ですよね。新型は、64GBモデルが37180円と、とんでもなく安くなってます。初代は64GBモデルが49800円と約5万円でした。これでも発売当初は恐ろしく安い!と言われてましたよね。私もVRヘッドセットがこの値段なら買いだ!と思い購入したんですけど、まさか新型を1万円以上値下げしてくるとは思いませんでした。

プロセッサは、XR向けのQualcomm Snapdragon XR2が採用されており、前モデルのSnapdragon 835と比べてCPU、GPUともに2倍の性能アップがされています。

RAMは4GBから6GBに増量されており、並列処理性能もアップしています。ディスプレイは、前モデルが有機ELだったのに対しLCDディスプレイに変更されています。唯一スペックダウンとも言えるんですが、解像度は上がっています。前モデルが片目あたり1440×1600で、新型が1832×1920となっており、リフレッシュレートが72Hzから90Hzにアップしています。

外観

電源ボタンは、縦方向から横方向になり、位置がストラップの下に変更されています。横にある穴はLEDです。

USB-Cコネクタも位置が変わってます。縦方向から横方向に、そしてストラップの下になっています。今どきの流行には乗らずにヘッドホンジャックもしっかりあります。

本体底面には、音量ボタンとマイクが備わっています。IPDスライダーが無くなり、レンズを直接動かす方式になりました。

前モデルと比べて、大きさも少し小さくなりました。2cm〜3cmほど小さくなってますね。少しの違いですが、被った感触はだいぶ変わります。

レンズの間には、IPDの段階を表示する数字が記載されてます。3段階調節となっており、レンズを直接動かす方式になりました。これはちょっと改悪ですね〜。コストダウンのためには仕方ないんでしょうけど。

コントローラーもだいぶ変わりました。A、B、X、Yのボタン部分が円形になっており、親指を置くスペースも出来ました。前モデルは親指を置く場所がなく、手持ち無沙汰になってたので、いい変更ですね。

付属する充電器はモチロンUSB-Cです。10W出力となっています。

メガネスペーサーもありますよ。私は裸眼なので、レビューは出来ないんですけど。。

購入したアクセサリ

Oculus Quest 2向けにいくつかアクセサリを購入したので、その紹介をしてみます。まずはアジア人向けのフィットパックで、鼻の部分が覆えるようになっています。

アジア人向けフィットパック

本体に取り付けるとこんな感じです。鼻の部分がもう少し手前に来てくれたら完全に遮光出来たんですが…惜しかった。

Elite Strapもどき

次は、Elite Strapもどきです。

Oculus Quest 2はコストダウンのために、ゴムのストラップになっています。寝るときには最適なんですが、動きの激しいゲームだとどんどんズレてきて、レンズがボケてしまいます。かといって純正のElite Strapは高すぎるので、Amazonでもどきを購入しました。

取り付けには少し苦労しましたが、取り付けたあとは非常に安定してるな〜と思いました。頭の締め付けが結構キツくなりますが、全くズレません。

純正は耐久性に難ありの報告が多数されているので、安いもどきの方が案外いい製品かもしれません。

コントローラーの滑り止め

最後に、コントローラーの滑り止めの紹介です。

VRゲームをしていると、結構汗をかきます。頭だけじゃなく手も汗をかいてきて、コントローラーを握り直すことが多くなるので、その対策としてゴムの滑り止めを購入してみました。

取り付けると、サラサラした本体とは打って変わってグリップ力が強くなります。Beat Saberなどの激しいゲームでも、ずっと握ってられます。激しいゲームを長時間する人には必須レベルのアイテムですね。

実際に使ってみる

では、実際に使ってみます。

ホーム画面を起動しただけで、解像度が上がったのが少しわかりました。前モデルはドットが見えることがありましたが、新型はほとんどなく、非常にキレイな画面になってます。

VRゲームの代名詞、Beat Saberをプレイしてみました。

Beat Saberはあまりグラフィック性能に振ったゲームではないので、画面の美麗さは感じられませんが、激しい動きをしても全くモタつくことがないというのはいいですね。

1時間ぐらいプレイしてましたが、購入したアクセサリのおかげでヘッドセットがズレたり、コントローラーが滑ったりといったことはなかったです。

Virtual Desktop + Half-Life Alyx

それではお目当てのVirtual Desktopを試してみます。

ちなみにPCのスペックですが、以下のようになってます。

CPU マザーボード RAM GPU
Ryzen 7 3700X X570 Taichi GSkill 16GB ZOTAC RTX 3080

ルーターはBUFFALOのWi-Fi 6対応モデルです。

正直Virtual Desktopをいじるのは久々なんですが、だいぶ変わってますね。

まずSide Questが結構オシャレなUIになってます。ちょっと使いにくいです(笑)。

Virtual Desktopですが、Oculus Storeで購入したVirtual Desktopに、Side Questでパッチを当てる感じになっているようです。前はapkをSide Quest経由でインストールしてましたね。

Steam VRを起動してみました。前は設定しないと文字化けしてたんですが、いつの間にか直ってました。

Half-Life Alyxをプレイしてみました。グラフィックはめちゃくちゃキレイで、Skyrimとは比べ物になりません(笑)。

遠くのビルもハッキリ見えます。キレイですね〜〜〜。

解像度が上がってこれだけの恩恵が受けられるとは思いませんでした。建物内部もはっきりと描写されてます。カクツキも全くなく、リフレッシュレートが90Hzだということもあり滑らかな動きが出来ます。

価格が安くなって、性能アップして、抑えるところは抑えたOculus Quest 2。ファーストインプレッションは、非常にコスパの良いエントリーVRヘッドセットという印象でした。

中でも、性能アップした新型で、1番恩恵を受けられるのはVirtual Desktopじゃないでしょうか。CPU、RAM、GPU、そしてルーターなど、ハイエンドにしなければ十分な恩恵は受けられませんが、やる価値はあると思います。

皆さんもぜひ試してみてください。

それでは

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